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食べにいく! 2023.08.07.Mon

日本一の絶品ハンバーグ!父兄弟3人で営む人気店に密着【洋食UCHOUTEN】

ご覧いただきありがとうございます!
COOKLOOKスタッフです!

今回お邪魔したのは、南池袋にある『洋食 UCHOUTEN』さんです!
“池袋ハンバーグ四天王”として、TVからも引っ張りだこの超人気店のある1日に密着しました!

ぜひ最後までご覧ください!

▼密着した動画はこちら▼

洋食 UCHOUTENについて

池袋駅・東口から徒歩10分ほど。有楽町線東池袋駅・都電雑司が谷駅から徒歩3分ほどの立地にあるUCHOUTENさん。

店舗外観

お店を切り盛りするのは、創業者である店主の柴田哲英さんと、そのご子息である兄弟、真宗(兄)と倉徳(弟)です。
東京都大田区の雪谷エリアで、哲英さんと奥様でお店をやっていたんですが、2000年に「洋食屋をやりたい」と思っていた哲英さんが現在の場所にお店を移し、UCHOUTENとして再出発したそうです。

お店を移してすぐは、慣れない土地であまりお客さんもつかず、厳しい状態が続いていたそうです。
ですが、「日々全力でやる」をモットーにする哲英さんの姿勢にメディア等の露出も増え、現在では開店前から行列のできる人気店となりました!

7年ほど前から、弟の倉徳さんがお店を手伝い始め、親子3人で営業をされていたようです。
ですが2年前に奥様が病気で倒れてしまい、ラーメン屋を始めようとしていた兄の真宗さんが加わり現在の営業スタイルとなりました。

朝の仕込み

自慢のデミグラスソース

朝の仕込み担当は、倉徳さん。毎朝6時にはお店に入り仕込みを始めます。
創業時から変わらぬ味を守っている、特製のデミグラスソース。
水に玉ねぎや人参等の野菜を加え、煮込んでいきます。

次に牛すじ肉をオーブンで焼きます。
「なかなかここまでやっている店はない。採算が合わない。」という牛すじ肉は、黒毛和牛!
やっぱりいい出汁が出るんだそうです。

焼き上がった牛すじ肉を加え、さらに煮込んでいきます。

デミグラスソース(仕込み中)

ここから、時間をかけてじっくり煮込んでいくと、メイラード反応という反応を起こし、色が変わっていくそうです。
このデミグラスソース、3日間しか日持ちしないようで、毎日使う分だけ仕込んでいるんだとか。
そのため倉徳さんは今年に入ってから、店休である日曜日以外は毎日この仕込みをしているようで、「今年に入ってから、連休は一度もない。」とおっしゃっていました。
すごすぎる…

ちなみに、完成がこちら。

デミグラスソース(完成)

お店の目玉、ハンバーグ

刻んだ玉ねぎを、大量のバターで炒めていきます。(炒めるというより、煮ている印象を受けました。)

玉ねぎ

炒めた玉ねぎをボールに移し、冷えた頃に真宗さんがお店に到着しました。
そしてタイミングを測ったかのように、大量の肉を持ったお肉屋さんも到着。兄弟2人でハンバーグを仕込み始めます。

手際よく卵を割り入れ、具材と肉を混ぜていきます。
(めちゃくちゃリズミカルで気持ちいいので、ぜひ動画を見てみてください!)

ハンバーグ仕込み中

食べログ百名店(洋食部門)二度選出、ハンバーググランプリ『金賞』、日本ハンバーグ協会推奨店、TVメディアでも多々取り上げられる絶品ハンバーグ。
A5ランクの黒毛和牛と、ブランド豚SPFポークの合い挽き肉を使っているそうです。

混ぜ合わせた肉をポーションし、冷蔵庫で休ませます。

ポーションされたハンバーグ

あとは付け合わせの野菜を切ったり、店内を掃除したり、着々と準備が進んでいきます。

次男にインタビュー

荒れていた過去

デミグラスソースが焦げないよう、丁寧に仕込みを続ける倉徳さん。
倉徳さんは7年前、22歳の頃からお店の手伝いを始めたそうです。

仕込み中の倉徳さん

22歳といえば、遊び盛り。家族で営業をする中で色々なストレスを抱え、最近まではかなり荒れたこともあるとのことでした。
それまでほとんど飲まなかったお酒を飲むようになり、時には怪我をして血だらけで出勤することもあったんだとか。
やはり、家族経営ならではの苦悩もあるんでしょう。

お母さんの病気を機に

2年ほど前にお母様が病気で倒れたことをきっかけに、倉徳さんの中で気持ちが変わりました。
それまでは朝も9時出勤だったそうですが、現在は朝6時から夜営業終わりの掃除まで、一日15時間ほどお店にいるそうです。
そんな姿を見た哲英さんも、教えることのなかったデミグラスソースのレシピ等も教えたんだとか。
周りからは「お前にはできない」と言われ続けたそうですが、「見返すんだ」という強い気持ちで毎日仕事に励みます。

倉徳さん

今ではお店の今後を真剣に考え、店舗展開も視野に入れているそう。
「俺みたいに、何をやっていいかわからなくてくすぶってるヤツはたくさんいると思う。今から頑張りたい!っていう若い子がいれば、うちで働いて欲しい。将来的には、自分のお店を持ってもらいたい。」
そう語る倉徳さんですが、なかなかいい人材には巡り会えていないようです。
(やる気のある方は、ぜひお店に連絡してみてください!)

Youtube等の取材を受けるようになったのも、「人員確保や集客につながれば」と倉徳さんのアイデアだそうです。

営業前〜

店主、哲英さん登場

開店1時間ほど前、店主の哲英さんが出勤してきました。
(実は撮影を開始した6時頃から来ていただいていたんですが、買い出しに行ったり、スタッフがお話しを伺ったりしていました。)

哲英さん

コック服に着替えると、やはり貫禄がありますね。
ランチ用にメンチカツやロースカツに、衣をつけていきます。

外には行列が

開店15分前、撮影スタッフが外に出ると行列ができていました。
哲英さんに聞くと、全盛期では100人ほど並ぶこともあったんだとか。

並びの客

基本的に調理はバイオーダーで行っているため、ランチ時でも提供まで15分ほどかかってしまうそうで、真宗さんが並んでいるお客さんに聞いていきます。
少しでも早く提供できるよう、中では先に調理に取り掛かります。(動画内では都合上、ゆっくりした様子になっていますが…)

いざオープン

11時半、オープンと同時に並びのお客さんたちが店内へ傾れ込みます。
カウンター4席とテーブル5卓が一瞬で満席です。
やはり多くの方がハンバーグを頼んでいるようで、入店から5分ほどでお客さんの元へ届きます。

食事中の客

お客さんの中には「“池袋ハンバーグ四天王”のお店を巡っている。」という方も。
みんな満足そうに帰っていきます。

調理担当の哲英さん、補助や揚場を担当する倉徳さん、ホール担当の真宗さん。さすがは家族、息ぴったりです。
14時までの2時間半、常に1〜3組ほどのお客さんが待っていて、手を止める隙もなかなかありません。

営業中

両面に焼き色をつけたハンバーグをオーブンに入れ、10分弱。
綺麗な焼き色のハンバーグが登場。画像でも飯が食えそうです。
そこにこだわりのデミグラスソースをかけて、お客様の元へ。

焼き上がりのハンバーグ

出来立てにこだわっているので、やはり調理に少し時間はかかるようですが、それでも阿吽の呼吸で最短時間で運ばれていきます。
店内には常時、美味しそうな香りが充満しています。

絶品洋食を堪能

王道にして至高のハンバーグ

圧倒的な人気の『黒毛和牛のハンバーグ』(¥1,200-)

ハンバーグ①ナイフを入れた瞬間に溢れる肉汁。口の中に入れると、肉の旨みが口いっぱいに広がります。
特製のデミグラスソースも主張しすぎず、とても上品な味わいです。

ハンバーグ②

とても肉肉しく、デフォルトでついてくる目玉焼きとの相性も抜群。これぞ王道のハンバーグ!絶品です!

常連人気のポークジンジャー

常連からも根強い人気だという『南州ポークの上ロース ポークジンジャー』(¥1,100-)

ポークジンジャー

正直、「しょが焼きでしょ?」と思って、あまりポークジンジャーというものを注文したことがなかったんですが…
考えを改めます。衝撃的な美味さでした。
大判の豚肉はめちゃくちゃ柔らかくて、豚の甘みと、上品なジンジャーソースの相性抜群!米が止まらないです。

ポークジンジャー箸上げ

一度目の来店はハンバーグで間違えないと思いますが、2度目以降はぜひ食べてみてもらいたいです!

人気サイドメニュー

シーフードクリームコロッケ

ランチセットにプラス290円で追加できる、人気のサイドメニュー『シーフードクリームコロッケ』
トロットロのホワイトソースに、海老やホタテがゴロゴロと入っていて海の香りが満載です!

ミニメンチは写真を撮り忘れてしまったんですが、同じ値段で追加できます!
こちらもハンバーグ同様、肉肉しさがたまりません!何を食べてもはずれなしです!

ランチメニュー

夜限定のオムライスは、残念ながら今回は食べることができませんでしたが、こだわりのデミグラスソースを存分に味わえるということで、間違えないでしょう。
お客さんの中には、「オムライスを食べるために、次回は夜に来たい」という方もいらっしゃいました。

ディナーメニュー

お店のこれから

営業後、忙しい中手を止めていただき、御三方にこれからの夢・目標を伺いました。
(わがままを聞いていただき、ありがとうございました!)

3人並んで

次男・倉徳さん

「いろんな店舗でやってもらうのが夢なので、“誰かに今の味を作れるようにする”のが僕の使命ですね。僕は毎日朝起きて、毎日朝から仕込みをする。それが僕にできることです。」

倉徳さん(営業中)

長男・真宗さん

「“柴田家の味”をいろんな人に食べてもらいたいです。そのためにも店舗を増やしたり、他の方法でも、とにかくたくさんの人に“柴田家の味”を食べてもらいたいです。」

真宗さん

父・哲英さん

「とにかく毎日全力でやってもらえれば、それだけでありがたいです。日々、手を抜かずに。自分もやってるつもりではあるんですけどね。なかなか難しいですよね。それがお客さんにも伝わればありがたいです。」

哲英さん

父兄妹3人で毎日奮闘する、超人気店。人気店の裏側には、目には見えない苦労や努力があります。
そんな裏側を知ることで、さらに料理が美味しく、ありがたく感じることができますね。
私もまた、池袋に降りた際は絶品ハンバーグをいただきたいと思います。

Store Information店舗情報

店舗名 洋食 UCHOUTEN
住所 東京都豊島区南池袋2-36-10 SoHo103 Google map
電話番号 03-3982-0077
営業時間 営業時間
[月~土]
ランチタイム 11:30~14:00
ディナータイム18:00~20:00
※ランチ、ディナー共に売り切れ次第
早じまいします。

定休日:日曜
予算 ¥1,000~¥1,999
決済方法 現金のみ
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予約

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