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食べにいく! 2023.03.10.Fri

看板のない行列店一品に懸けた想い【コメトステーキ】

こんにちは!
COOK LOOKスタッフです!

本日紹介するのは、看板のない行列店【コメトステーキ】さんです!
コメトステーキ…
こめとすてーき…
米とステーキ!

美味しいお米と肉肉しいステーキを提供するコメトステーキさん。
今回はそんなお店のこだわりや、お店を始めたきっかけ等、お話を伺ってきました!

ぜひ最後までご覧ください!

▼コメトステーキさんに密着した動画はコチラ▼
https://www.youtube.com/watch?v=th4iHxemuf4

コメトステーキとは?

コメトステーキさんは店主の大曽根さんが営む、江戸川区の新小岩駅から15分ほど歩いた場所にあります。

大曽根さん

そんなコメトステーキさん。
メニューは『米とステーキ』のみ!
コンセプトはズバリ「美味しいお米」!

「えっ?ステーキは?」って思いますよね?
そうなんです。店主・大曽根さん曰く、ステーキは “付け合わせ” なんだとか。

なぜそうなったのか?
順を追ってご説明します!

コメトステーキの歴史

元は〇〇屋だった!?

今は飲食店として経営するお店ですが、実は以前は “お米屋さん” でした!

店内俯瞰

元々、お父様が始めたお米屋さん。
大曽根さんは2代目としてその後を継いだのですが、スーパー等の全盛により倒産してしまったそうです…

そのため、店内はほとんど米屋時代のまま。
お金もなかったので、壁紙や店外の看板も自分で塗ったそうです。

軒先のテントに店名がないのは、そういうわけだったんですね。

米処への転身

お父様から継いだお米屋さん。
もちろん、色々手を尽くしたそうですが、無念な結果となってしまいました。

看板

お店の建物はなんとか守ることができ、「ここで何か始めよう!」と考えたそうですが、あまりピンとくるアイデアが浮かびませんでした。
そんな中、以前より親交のあった二郎系ラーメン店『凛(砂町店)』のマスターである、國分さんからアドバイスをもらいます。

「元々、米屋なんだから“米”を売りにしていったら?」

大曽根さんも、その言葉が妙に腑に落ちたそうで、そこから國分さんから色々な提案を受けます。

米×??

國分さんは昔、ニューヨークに滞在していたことがあるそうで、その頃によく食べていたという『Tad’s Steakhouse(タッズステーキハウス)』。

【肉】

アメリカではかなりカジュアルなステーキハウスらしく、プレートを持って並んでいると焼かれた肉を提供してくれるんだとか。
しかも2000円以下で食べれるので、若かりし國分さんは本当に好きだったようです。

「そんなカジュアルなステーキ屋が日本にもあればいいのに…」
と、かねてより思っていたそうで、それをそのまま大曽根さんに提案します。

その提案にガツンときた大曽根さん。
ですが飲食店の経験もなかったため、國分さんは一肌脱ぎます。

凛のマスターの存在

飲食店未経験の大曽根さんに、「飲食店の一日の売り上げがどのくらいになるのか?見せないといけない。」と考えた國分さん。
自店の定休日である日曜日に、「ピーターギャング(仮名)」と銘打って、1日限定のステーキハウスとして営業をします。

凛食券機
(凛さんの食券機には当時の名残が残っていました。)

メニューは『1ポンドステーキと米』というシンプルな一品。
値段は極力抑えて1,600円!

オープン前は、二人でかなり不安になったそうです。
が、蓋を開ければ、オープン前から完売になるほどの行列ができていたそうです。

そこで、飲食店を始める決意を固めた大曽根さんは、毎晩のように國分さんのお店に足を運び、夜な夜な肉を焼く練習をしたんだとか。

「うちのストーリーは、國分さんなしでは完結しない。」
そう語る大曽根さん。
國分さんへの感謝が伺えます。

▼國分さんが店主を務める『凛』さんの動画はこちら▼

いざ!コメトステーキOPEN!

コメトステーキOPEN

猛特訓から約1年。2019年12月1日に満を持してお店をオープン!

OPEN当時
(凛さんに残っていたOPEN当時の張り紙)

1600円(現在は1800円)という低価格で、1ポンド(約450g)ステーキとライスがセットで食べれることもあり、滑り出しからお店は好調。
そして2週間ほど経った頃、あるお客さんのツイートがバズり、お客さんが押し寄せます。
それから年末まで、お店は大繁盛!

ですが当時、飲食店を始めてまだ2週間ほどだった大曽根さん。
まだオペレーションに慣れていなかったこともあり、
「地獄だ…こんなに捌けねぇ…」
と思っていたそうです(笑)

お店は大曽根さんが一人で切り盛りしているため、一日にさばける量は限られています。
1度に焼ける肉は4枚。
提供するまでに大体15分ほどかかる為、1度の営業時間内にさばけるのは大体6~8セットほど。
30人前後が上限になります。
※日によって、上限は変わります

売り切れ

その為、開店前の並びのお客さんで、売り切れになることが多いそうです。
すごいですね…

主役はあくまでも“米”

営業の様子を見ていると、提供時に
「メインのライスです!」
「付け合わせのステーキです!」
と声をかけていました。

提供する大曽根さん

元々は米屋だった大曽根さん。
やはり、あくまでも主役はお米。

時期によって銘柄も変えているそうですが、提供することが多いのは「会津産のコシヒカリ」だそうです。
曰く、新潟産の米よりも低価格ながら、ポテンシャルはそれ以上!
また、会津のお米は食感がしっかりしていて、甘みも強いんだとか。

確かに、最近はスーパーで見かける機会が増えましたが、以前はコシヒカリといえば新潟!みたいなイメージがありましたよね。
理由を聞いてみると、面白い話を聞くことができました。

福島県産のお米がコスパ抜群なワケとは?

大曽根さんも、お父様から聞いた話だそうで、真相は定かではないですが…
90年代初頭に冷夏が原因で起こった「平成の米騒動」。

その頃に、“福島産のお米” を “新潟産のコシヒカリ”と偽って売ることがあったんだとか。
もちろん、今はそんなことはないでしょうが…すごい話ですね…

米を盛る大曽根さん

新潟産はやはりブランドなので、現在も比較的低価格で福島産のお米をいただけるんだとか。
私も“福島産” を “新潟産” と思って食べていたかもしれないですね(笑)

付け合わせの肉は…?

こんな価格で!?

密着を開始した時、大曽根さんは大きな肉の塊を一人で捌いていました。
「撮らなくちゃ!」
と意気込むスタッフに、
「これは付け合わせだから、テキトーでいいですよ。」
と一言。

肉を仕込む大曽根さん

あくまでも “付け合わせ” なんですね(笑)

「私たちが普段食べる“美味しいステーキ”って、『柔らかくて脂が溶ける』みたいなイメージがあると思うんです。
でも、うちで扱ってるのはアメリカ産の肩ロース。肉の味は濃いんだけど、硬いんですよ。
だから、肉で勝負したら他のお店には勝てないんです。いくら安くても。」

と語る大曽根さん。
なるほど。逆転の発想ですね。

とはいえ、この価格で1ポンド(約450g)のステーキと美味しいお米が食べられるのは嬉しいですね。

コメトステーキ流!食べ方の心得!

お店に入ると、食券機に貼られた注意書きが目に入ります。

食券機の注意書き

1ポンドステーキとライスで相当なボリュームになりますよね。
改めて、大曽根さんに食べ方を聞いてみました。

「やっぱり肉が硬いので、噛まないと飲み込めない人もいるんです。
でもよく噛んじゃうと、満腹中枢が満たされて、すぐお腹いっぱいになっちゃうんです。
だから書いてあるように、噛んだら負けなんです(笑)
食いちぎってやるぜ!って感じで、ワイルドに食べてもらえたらと思います。」
とおっしゃっていました。

なるほどですね。
では、実際に米とステーキをいただいてみましょう!

米とステーキを喰らう

「付け合わせのステーキです!」

1ポンドステーキ

ほう…
改めて見ると、1ポンドステーキはすごい存在感。
そこにドンっと乗ったもやしがまた、ワイルドだ。

注意書きにあった通り、一口サイズに切って口へ放り込む。

肉

THE・肉

「肉の味は濃い。」と言う店主の言葉通り、しっかりとした肉の旨みを感じることができる。
「でも硬い。」と言う言葉とは裏腹に、そこまで硬くは感じない。
大曽根さんが丁寧にした処理をしていた分、柔らかくなっているのだろうか?

確かに、人によっては好き嫌いが分かれるのかもしれないが、こういうワイルドなステーキ、好きです。

「メインディッシュのご飯です!」

美しい…
メインのライスを、まずはそのまま一口。

こめ

米本来の甘みと、程よい食感とふっくら感の調和。
米がメインと言う理由がよくわかる。
これなら塩おにぎりだけでも満足できる。

米とステーキの相性は…

ニンニクの効いた、醤油ベースのソースで味付けされたワイルドステーキ。
ステーキソースを程よく吸った、シャキシャキのもやし。
ソースに負けない甘さで、しっかりと存在感のあるライス。

コメトステーキ

相性が良すぎる…
わんぱく少年になった気持ちで、米とステーキ(ともやし)を無我夢中で食べてしまった…

夢中になりすぎて、オンザライスの写真を忘れました。ごめんなさい。
とはいえ、やはりかなりのボリューム感。

若めの女性二人組みは、1枚のステーキをシェアして食べていました。
女性でも安心ですね。

米屋直伝!美味しい米の炊き方!

せっかくなので、大曽根さんに “美味しい米の炊き方” を伺いました!
ぜひ、お家で実践してみてください!

1.米はグラムで量る

ほとんどの方が、軽量カップを使って1合を量るかと思います。
が、やはり誤差が出てしまうため、グラムで量った方がいいそうです。
毎回同じように炊くためにも、これは重要なんだとか。

米を量る大曽根さん

1合=150g

この量に対して水=200g
無洗米は気持ち多めの方がいいそうです。

2.1回目の水はすぐに捨てる

水を捨てる大曽根さん

お米は非常に水を吸いやすいらしく、一度も洗っていないお米には埃やヌカもついています。
そのため、最初の水につけたままにしてしまうと、そういった余計な物も吸収してしまうので、最初に洗った水はすぐに捨てましょう!

3.洗いすぎ注意

昔は精米の精度も低く、しっかりと洗う必要があったそうです。
ですが、現代の精米は非常に精度が高いんだとか。

米を洗う大曽根さん

そのため、洗えば洗うほど米の旨味が流されてしまうので、1〜2回程度の洗いでOK。
また洗う時は、あまり力を入れず、シャーッと軽く手で混ぜるくらいでいいそうです。

4.浸水

洗ったお米は、量った水を入れ、浸水させます。
ラップをし、冷蔵庫で2時間ほど。
これをすることで、米の芯までしっかり水が入り、炊き上がりがふっくらとします。

浸水後のこめ
(しっかりと浸水したお米は、水を含んで白くなるそうです。)

2時間以降はあまり差が出ないとのことでした!
早炊きにしても、芯が残らないので先に洗っておいて、食べる直前に炊き始めるのもオススメです!

あとは炊飯器のスイッチを押すだけ!

5.炊き上がり!

ご飯が炊き上がりました!
最近の炊飯器は、大抵 “蒸らす” 工程までやってくれているそうです!

炊き上がり

なので、ご飯が炊けたらすぐに蓋を開け、余計な蒸気を逃しながら全体を混ぜる!
これで均一に炊けます!

さらに炊けたご飯は、できる限り早めに食べた方がいいそうです。
“保温” 状態が続くと、お米が黄ばんでしまい、香りも落ちてしまうんだとか。
なので、炊きすぎた時はできるだけ早く、ラップで包んで冷凍しましょう!

店主さんから

お米屋から転身を遂げたコメトステーキさん。
飲食店になったことで、 “直接リアクションを見れる” ことがやりがいなんだとか。

「自信を持って提供したお米が、お客さんの顔を笑顔にする。
そこは米屋の時から変わってない。
あくまでもステーキ屋ではないので、美味しい肉が食べたい人はステーキ屋にいってください。」

そう語る大曽根さん。

大曽根さん

美味しいお米をぜひ、味わってみてください。

Store Information店舗情報

店舗名 コメトステーキ
住所 東京都江戸川区松島3丁目34−13 Google map
電話番号
営業時間 11:30~14:00(L.O.13:30)
18:00~21:00(L.O.20:30)
日曜定休

※営業時間・定休日は変更となる場合がございます。
予算 ¥1,000~¥2,000
決済方法 現金のみ
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